ジャケ・ドロー が『責任ある宝飾品業のための協議会』へ正式加盟

エシカル(倫理的)な時計製造の強化が認められる

 ジャケ・ドローは1月28日に責任あるサプライチェーンを国際的基準で保証する『責任ある宝飾品業のための協議会(RJC:Responsible Jewelry council)』の認定を取得したことを発表した。
 RJCは2005年に設立された国際的非営利団体で、持続可能な未来のために責任あるグローバルなサプライチェーンを保証する基準を制定し、ジュエリーと時計製造業全体における信頼性を高めることを目的としている。完全に独立した組織であるRJCは、プレシャスメタル(ゴールド、シルバー、プラチナ)、ダイアモンド、カラージェムストーンの調達や利用において、認定企業が環境、社会、倫理に根ざした責任ある行いを実践していることを個別に証明する。 
 スウォッチ グループのオメガやハリー・ウィンストンは既にRJCの認定を受けており、ジャケ・ドローは仲間入りを果たした。
 ジャケ・ドローは顧客、サプライヤー、パートナー、そして環境へ配慮した取り組みの強化を図っており、部品のほとんどはスイス(大半がラ・ショー・ド・フォンとジュウ渓谷)で製造されている。また、ジャケ・ドローのコレクションの一つである、"アトリエ・オブ・アート(Les Ateliers D’Art)”において、エナメル技法、プリカジュール、細密画、エングレービング、宝石のセッティング、パイヨン装飾といった、古くから伝わる職人の装飾工芸技術を継承している。ジャケ・ドローが生み出す時計やオートマタは、2020年12月にユネスコから無形文化遺産に登録された時計製造および芸術的な機構のノウハウを後世に伝えている。 







February 25, 2021