「現代の名工」に近江時計学校の染矢泰輔氏が選出

 厚生労働省は毎年「現代の名工」として、ものづくりで卓越した技能を持つ職人や技術者を表彰している。2023年には滋賀県から、近江神宮付属 近江時計眼鏡宝飾専門学校の染矢泰輔氏(38)がそのひとりとして選ばれた。  
 染矢氏は同専門学校で時計の修理を学び、卒業後はこの学校で講師を務めている。その傍らで、近江神宮に持ち込まれた難しい時計修理の依頼を全国から受け入れ、取り組んできた。2014年には時計修理において世界でも最も高い審査基準が設けられているという、米国時計学会日本支部を前身とする日本時計師会(CMW)の認定を取得した。  
 受賞にあたり染矢氏は「今後とも県産業人材育成と技能向上に努めて参ります」とSNSでコメントを述べている。  
 染矢氏をはじめ近江時計眼鏡宝飾専門学校の皆様にはスイス時計協会の「WATCH.SWISS」イベントでも時計分解体験などで協力をいただいています。謹んでお祝い申し上げますとともに、今後ますますのご活躍とご発展を祈念いたします。

近江時計学校眼鏡宝飾専門学校
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November 17, 2023